家鴨男は陸の孤島で暮らしている。

家鴨男の日記。備忘録。

仕事に生かす弁当づくり

  • ある日の弁当づくりで思ったこと
ある日、ぼくは、二人分の弁当を作ったのである。妻とぼく、の二人分。
いつもは妻が弁当を作るんだけど、その日は趣味の都合で夜遅く帰ってくることになった。
この弁当づくりというやつがすこぶる難しい。いや、一人分なら独り暮らしの時にかなりやった。それでも二人分作るのは難易度が格段に上がる。それこそ、仕事より難易度高い。この日記は、弁当づくりにおける仕事に生かせるところと、気づき、そして、世の中のお母さんの偉大さを書く。

  • 買い出しと現在庫
さて、まずしなければいけなかったのは、冷蔵庫の在庫の把握。結果から言えばやや失敗した。現状を確認せず、想像の在庫で買い出しに行ったのが不味かった。買ったものは、とりもも、えのき、ぶなしめじ、白菜1/4カット、にんじん小三本、もやし。帰ってきた時やっちまったと思ったのが、キャベツ1/4が冷蔵庫にまだ残っていたこと。葉ものかぶりしてしまった。白菜より小松菜ならまだ良かったが、汎用の幅が近いキャベツがあったのは迂闊だった。ぶなしめじも使いかけがあったのも少し反省すべき点。

また、弁当のおかずを作ったら、野菜の分量が多すぎた。結局二人分に収まらず夕飯として少し食べた。ただ肉だけ、ある程度分量を目算できるので調度良い量つくることができた。

→ここで仕事として生かすことは、現状の把握の重要性。なんでも「そうであろう。そのぐらいだろう」とおおよそでやると、必ずどこかで失敗する。今回は冷蔵庫だったが、これが仕事の上での在庫の管理ミスだったら恐ろしいことになる。足の早い商品ならなおさら。仕入れ過多など、仕事でしてしまったら世にも禍々しい数字の赤文字を見ることになる。

  • 目標設定とタスク管理
実はこの買い物から弁当を作り終えるまで3時間弱かかった。それも前項で現状把握しなかったのも要因だが、「いつまでにどのぐらいなにを完成すべきか」をゆるーくやってしまったのに起因する。また、手順も大きな要素だ。何も考えずに作り始めた。肉の下味→あんかけ炒めの材料切りまでは良かったがその後ノープランだった。まずは作るものを決めてからとりかかればそんなこともなかった。

→仕事で言えば、目標設定とタスク管理の重要性。異論もあるがPDCAで言えば、一番時間を割かなくてはいけなかった。こと、生半可にやっている仕事に対しては特に重要。目標を決めた上で何をしなければいけないのかしっかり順序だてて取り組むべき。


書くのが面倒になったので、まとめ。

世の中のお手製弁当を作るお母さんは、毎回こんなにたくさん(他にも栄養バランスだとか、味のバリエーションだとか)の因子を抱えつつ、取り組んでいるのは、とっても一朝一夕にできることではない。まして2人分、3人分子供の歳、食べる量など考えると、頭が上がらない。ごいすー。

いつも弁当に文句を言うそこのちびっこ、おっさんども、お母さんはいつも家族のことを考えてこの弁当作りに勤しんでいることを忘れてはならない。んなもん、わかんねぇよ!って言うやさぐれ夫・子供、一回弁当作ってみなさい。お母さんの偉大さが見に染みるから。

いろんな家事の中で総合的な難しさを秘めてるよ、弁当作りは。